いぶし銀/SILVER GRAY

 

京都景観条例(2007)は日本で一番厳しい景観条例として、市街地の多くを景観地区に指定し、京都のたたずまいを守っています。この条例では、瓦は「いぶし銀」に限定されていますが、この「いぶし銀」の瓦が、京都の風景写真に必ず写っている京瓦です。この京瓦の特徴である鈍く重厚な輝きは「磨き(みがき)」と呼ばれる職人の手仕事によって生み出されています。

京町家の特色である、この京瓦に見られる「いぶし銀」は、京都の景観色として欠かせない色の一つに挙げられるでしょう。

 


N6(光沢感の参考値)